ケアマネージャー様よりご相談がありました。
交通事故で高次脳機能障害となり、精神障害者手帳をお持ちの50歳代単身男性の住まい探しです。
ご家族は、80歳代のお母様と別で家庭を持っている妹様です。
高齢のお母様は、ご自分がもし亡くなられた後、家庭のある妹様の世話にならずに生活していけるように独立して生活してほしいとお考えでした。
ご本人には後見人がついており、経済的な管理はしっかりしてくださいます。
日中のほとんどは日常生活支援をご利用です。
条件に合いそうな物件の元付業者(オーナー側の不動産屋)12件に電話して状況を説明しましたが、結局話を聞いてくれたのは4件のみでした。
障害者というだけで門前払いもありました。
そんな中で、丁寧にお話を聞いて下さる不動産業者さんがいらっしゃり、結局そこの物件で制約になりました。
ご本人は地理を覚えるのが苦手ですが、外食やコンビニに行くのが楽しみで、駅近くの繁華な場所に決まったことで、支援者の方々と日々散歩しながら道を覚えていっておられます。
日常生活の支援も、支援者の方々がしてくださっています。
本当に頭が下がりますし、不動産屋も含め、世の中捨てたもんじゃないと思います!