西宮市の賃貸情報・不動産売却|安心サポート不動産 > (株)安心サポート不動産のスタッフブログ記事一覧 > 不動産を売却するときは「簿価」についても知っておこう!

不動産を売却するときは「簿価」についても知っておこう!

カテゴリ:不動産売却

不動産を売却するときは「簿価」についても知っておこう!

「簿価」との言葉を聞いたことはありますか?
よく聞く「時価」とは異なる性質を持ち、この2つを理解していると、不動産の売却にも役立ちます。
そこで今回は不動産の売却を検討している方に向けて、簿価とは何か、活用方法なども踏まえながらご説明します。

弊社へのお問い合わせはこちら

不動産の売却で知っておきたい「簿価」とは何か?

不動産の売却価格を決めるときは、相場を参考にすることも多いでしょう。
この相場は「時価」であり、景気などの影響によって変動する相対的な価値のことです。
これに対して「簿価」とは、不動産を買うときにかかった金額のことであり、絶対的な価値を表します。
ただし、建物は時間が経つと劣化して価値が減少するため、その分を購入金額から差し引いて算出します。
このように、簿価と時価は特徴が違うため、多くの場合は金額に差が出るでしょう。
売却益を出すためには、時価が簿価より高いかどうかもひとつの指標にできます。
ただし、売却益には税金がかかりますから、その点を忘れないように注意しましょう。

不動産の売却において簿価はどのように活用できる?

簿価は、主に売却による利益を計算するときに活用します。
先ほど挙げたように、不動産を売って得た利益には税金がかかります。

利益=売却価格-(簿価+購入にかかった費用+売却にかかった費用)-特別控除
この計算結果がプラスになると、その金額に対して課税されます。
ですから不動産を売るときは、課税対象になるかどうかを確認することも大切です。
そのために必要な数字のひとつが簿価です。
購入価格から減価償却分を差し引いて簿価を算出し、上記の式に当てはめましょう。
ちなみに、売却価格を決める基準のひとつとなるものが時価です。
先ほどご説明した「売却益を出すためには、時価が簿価より高いかどうかもひとつの指標になる」理由は、このような関係性があるからです。
ただし、大きな利益を出して課税されると、結果的にお金が手元にあまり残らないことも考えられます。
ですから、特別控除が適用できるかどうかも確認したうえで、しっかりと損益の計算をしておきましょう。
また、買主から価格の根拠を聞かれたときに、時価だけではなく簿価についても説明すると、納得してもらえる可能性が高いかもしれません。
値下げ交渉された場合などにも、ぜひ活用してみましょう。

不動産の売却において簿価はどのように活用できる?

まとめ

簿価は、主に売却益を計算するときに使います。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、内容について理解していると、知識として役立つこともあるでしょう。
それほど経験する機会がない売却において、理解していることが少しでもあると、自信にもつながるのでおすすめです。
私たち安心サポート不動産は、西宮市を中心とした阪神エリアと三田市のば賃貸物件を扱っております。
高齢者や入居審査が難しい方のサポートもしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓

弊社へのお問い合わせはこちら

≪ 前へ|不動産の購入では必要書類をもれなく準備することが大切!   記事一覧   不動産売却の際におこなうインスペクションとは?|次へ ≫

タグ一覧

トップへ戻る

来店予約