アパートやマンションなどを借りるときには、入居までに初期費用を支払わなければなりません。
そもそも初期費用とは、家賃滞納や退去時の精算のために大家さんに支払う担保金「敷金」と大家さんに支払うお礼金の「礼金」、賃貸物件を紹介してくれた会社への紹介料「仲介手数料」、前家賃、火災保険料などです。
物件により敷金・礼金0円のところがありますので初期費用は、物件により異なります。
今回は、敷金・礼金・仲介手数料の相場をご紹介します。
これから賃貸物件を借りるときや転居を検討している方は、ぜひ、この記事を参考にしてみてください。
敷金とは?相場はいくら?
初期費用の敷金とは、家賃料の滞納や修繕費用の未払いなどに備えて、大家さんが担保として入居時に預かる費用のことです。
このお金は、退去時の家賃や修繕費用などを引き、残金がある場合、返金されることが一般的です。
退去時の敷金から引かれる費用は、賃貸借契約特約をチェックしておきましょう。
また、敷金の相場は家賃の2か月が多いですが、地域ごとで異なります。
●関東エリア 1~2か月
●関西エリア 4~7か月
関西エリアでは「保証金」が敷金にあたる場合があり、これには更新料などが一体になっていることがありますので注意しましょう。
よく敷金0円の賃貸がありますが、注意として、退去時にクリーニング費用や補修費用が請求される場合があります。
礼金とは?相場はいくら?
初期費用の礼金とは大家さんへのお礼として支払うお金のことです。
毎月の共益費などで賄いきれないメンテナンスなどに使われているといわれています。
相場は敷金と同じく家賃の1~2か月程度が平均です。
礼金も敷金と同様に物件ごとに異なるため、借りる際にはチェックしましょう。
仲介手数料とは?相場はいくら?
初期費用の仲介手数料とは、賃貸物件の案内や契約を代行してくれた会社に支払うお金のことです。
この相場は、法律上で家賃の1か月分と上限が定められており、多くの案内している仲介会社は、0.5か月から1か月と消費税を設定しているところが多くあります。
そのため、物件を相談したときに見積りが出てきますので金額などチェックしましょう。
まとめ
今回、アパートやマンションなどの賃貸を借りるときに必要な初期費用の相場をご紹介しました。
これから生活スタイルが変わる方も多くいるでしょう。
●新社会人として実家から引っ越す
●大学入学に向けてアパートを借りる
●カップルで同棲を始める
●子どもができたため広い賃貸に転居
など検討される方は多くいます。
ぜひ、初期費用の中身と相場を理解した上で物件探しをしてみてください。
また、初期費用には火災保険などほかにも含まれています。
火災保険は、入居する期間が決まっているのであれば短いものに切り替えも可能です。
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