不動産売却の一連の流れではさまざまなステップがありますが、最初の大きなポイントは媒介契約の締結です。
今回は不動産売却を予定されている方に向けて、媒介契約までの流れと準備すべき必要書類、売却にかかる期間をお伝えします。
不動産売却の媒介契約までの流れ!仲介会社の選び方とは?
不動産売却の媒介契約までの流れをご紹介します。
まず不動産売却ではなるべく好条件で売却を成功させるために、売却の方針を固めましょう。
たとえばマイホームの住み替えの場合、どのくらいの価格で売却できるのかによって新しい住まいを購入する資金計画が変わってきます。
そのため、どのくらいの価格で売却できるのかを把握してから売却を決断する必要があります。
このように売却の相場を知り売却価格の要望を決めるためには、最初のステップとして仲介会社に売却相談に行きます。
そして売却を決断したら次に一括査定をしましょう。
複数の不動産会社に査定を依頼すれば査定額を比較できるので、仲介会社を選ぶ指標にもなります。
売却相談や査定を通じて、担当者との相性を知ることも大切ですね。
そして売却を依頼する仲介会社を選ぶことができたらいよいよ、媒介契約を締結します。
不動産売却の一連の流れで準備すべき必要書類とは?
不動産売却ではたくさんの書類が必要になるので、事前に準備しておくと安心です。
まず売却を決断したら、その不動産の売買契約書、固定資産税納税通知書、登記関係の書類、そして不動産に関する図面や設計図を準備しましょう。
手元にこれらの書類がなくても、住宅メーカーに問い合わせれば送付してもらえるかもしれません。
また契約の際には身分証明証などの本人確認書類も必要です。
住民票などは3ヶ月以内のものでないと有効ではないので、ある程度売却活動が進んでから準備しましょう。
これらの書類は不動産売却の流れにおいて、特に契約の場で必要になるので交渉が固まってきたら準備するのがおすすめです。
売却活動は長引く?不動産売却の一連の流れでかかる期間!
最後に不動産売却の一連の流れで、どのくらいの期間がかかるのかをご紹介します。
まず不動産売却の方針決めや情報収集、売却相談から媒介契約を結ぶ不動産会社をきめるまでに約2週間から1ヶ月程度かかります。
次に売却活動を開始して引き渡しまでの期間の目安は3ヶ月から6ヶ月です。
売却価格が相場より高すぎるケースや、売り出し時期が悪い場合などは売却活動が長引く可能性もあります。