売却をするときは空き家状態がいいと耳にしますが、実は、住みながらでも不動産売却をかなえることはできます。
この記事では、売却成功へと導く「ポイント」と「注意点」解説します。
いずれも、すぐに取り組めるものばかりです。
住みながら不動産の売却をご検討中の方は、ぜひご覧ください。
住みながら不動産売却をかなえる4つのポイント
売却成功へのポイントは、住みながらの内覧になる分、不動産をよりよく見せるために「4つの工夫」に取り組むことです。
ひとつめは「掃除」。
徹底した掃除で、内覧者に生活感を感じさせないようにします。
掃除や片付けが行き届いていると、家具が配置されていても、内覧者はその不動産での理想の暮らしがイメージしやすくなり、住みながらの売却活動が効果的に働きます。
ふたつめは「臭い」への気配りです。
知らない家は、不快な臭いではなくても、その家独特の臭いが気になる場合があります。
日頃から換気をこころがけ、当日は消臭スプレーなども利用しましょう。
3つめは、時間帯が調整できるなら「日中」が理想的ということです。
これには、理由があり、太陽の光をとり込める日中の方が、より室内を明るく見せられるからです。
明るい室内の印象づくりは内覧の基本なので、当日は、可能ならカーテンも開け、照明もつけておきましょう。
日中なら、日当たりのアピールもしやすいですね。
最後のポイントは、「おもてなし感のあるお迎え」をすることです。
といっても、特別なことではなくきれいなスリッパを用意してお迎えし、空調を適温にしておくことなどで構いません。
注意点をおさえて住みながらの不動産売却を成功へ!
内覧の注意点については、内覧希望が土日に入りやすいので、週末の予定を空けておくことが挙げられます。
また、当日は、内覧者が不動産会社と「具体的な価格の相談」などがしたくなったときに、話しにくい状況になっていないよう注意し、売主は挨拶をしたら別の部屋で待機するのがよいでしょう。
また、内覧以外でも、住みながら不動産売却するための大切な注意点があります。
販売活動と同時に「引っ越し先を調べておく」ことです。
購入者が決まったら、スムーズに引き渡しまでの流れを進めるためにも、仮住まいなどで余分な費用をかけないためにも、可能な限り新居についても調べておくとよいでしょう。