ネットショッピングを利用する2人以上の世帯が全体の50%を超えている現在、頻繁に利用するという方も多いのではないでしょうか。
そんなライフスタイルの強い味方が宅配ボックスです。
今回は賃貸住宅の共用設備である宅配ボックスのメリットやデメリットと、その種類について解説します。
宅配ボックス付きの賃貸住宅に住むメリットとは
宅配ボックス付き賃貸住宅には大きく以下の2点のメリットがあります。
●不在時でも荷物を受け取れて再配達の手間がかからない
●防犯対策になる
まず最大のメリットは不在時に荷物が受け取れる点です。
不在の時間が長い方や、忙しくて買い物に行けない方にとっては、受け取りのために家にいられるわけではありませんよね。
宅配ボックスがあれば住人がいなくても荷物の受け取りができるうえ、再配達手配の手間も省けます。
2つ目の防犯対策は、宅配業者と直接顔を合わせる必要がないという点にあります。
とくに女性の一人暮らしやお子さまだけで留守番する可能性のある家庭にとっては大きなメリットとなります。
賃貸住宅の宅配ボックスにデメリットはある?
次に宅配ボックスのデメリットを見ていきましょう。
●荷物の種類や大きさによっては利用できない
●共益費や管理費が割高の可能性がある
宅配ボックスには冷蔵・冷凍機能がついていないためチルドや冷凍で届く荷物や、また大型家具などの宅配ボックスのサイズより大きな荷物は入れられません。
また宅配ボックスはその賃貸住宅の共用設備になりますので、設置していない物件に比べて共益費や管理費が割高になっている可能性があります。
とくに、あまりネットショッピングをしない方には月々の出費が増えただけというデメリットになり得ます。
賃貸住宅の宅配ボックスは大きく分けて2種類
賃貸住宅の宅配ボックスには、機械式と電気式の大きく2種類があります。
機械式は宅配業者が暗証番号をその都度手動で設定し、配達通知にロッカーの場所と暗証番号を書いて郵便受けに入れておいてくれます。
住人はその番号にしたがって解錠し、荷物を受け取ります。
電気式は宅配ボックスについている液晶パネルを操作して荷物を入れ、住人は入居物件ごとに設定された暗証番号を入力して取り出します。
どちらのタイプでも郵便受けに配達通知が入れられますので、郵便受けはこまめにチェックしておきましょう。