賃貸物件を探すとき、オール電化とガスのどちらを選ぶか迷ってしまいますよね。
光熱費や実際の使い心地などが気になるところ。
そこで今回は、ガスと比較してオール電化の賃貸物件の特徴をご紹介します。
オール電化の賃貸物件は光熱費が安い?高い?
オール電化の料金プランは曜日や時間帯によって変わるので、ライフスタイルによって光熱費が安い場合があります。
電気代が一番高くなる夏の日中は、「1KWhあたり28.86円」。
平日の朝や夕方から夜、土日祝日など多くの人が自宅で過ごす時間帯は、料金が安く、「1KWhあたり22.89円」です。
電気の使用量が平均的な人は、オール電化とガス併用どちらの賃貸物件でも、料金はほとんど変わりません。
しかし電気をよく使う家庭なら、オール電化の賃貸物件の方が安いケースがあります。
平日の日中に仕事で自宅にいないカレンダー通りの勤務の人は、料金が安いオール電化の賃貸物件がおすすめです。
反対に夜間の勤務があるなど、昼夜逆転した生活リズムの方は、料金が高くなってしまいます。
オール電化とガスの賃貸物件どちらを選ぶ?
賃貸物件のオール電化とガスにはメリットとデメリットがあります。
それぞれの特徴を比較して、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
オール電化の賃貸物件の特徴
●火災の心配が少ない
●災害時に水道が止まっても給湯器内のお湯が使える
●夏場でもキッチンが暑くならない
比較的費用が高く、使える調理器具が限られる欠点もあります。
しかし、ガスコンロを使わないので火災やガス漏れなどの心配が少なく、小さなお子さんや高齢者がいるご家庭でも安心です。
また電気代のみなので、光熱費の管理がシンプルなのもうれしいところ。
オール電化では、深夜の電気代が安い時間にお湯を沸かして貯めておけるので、給湯にかかる費用が安くなります。
ガス併用の賃貸物件の特徴
●エネルギーコストが安い
●停電時でも利用できる
●どんな調理器具でも使える
ガスには、「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類があります。
都市ガスの物件であれば、プロパンガスよりも光熱費が安い傾向にあります。
火災やガス漏れの危険がありますが、昼間は自宅で過ごして電気を使う人や料理が好きでガスコンロをよく使う人は、ガス併用がおすすめです。